非破壊検査
水門・水路・ダム調査
40~50年前の高度成長期に施工された水門・水路の変状・劣化が始まりつつあり、水路・ダムの覆工コンクリートの調査が重要視されています。弊社の水門・水路・ダムの調査では、地中レーダー探査、目視調査、打音調査、穿孔調査などの調査を行います。
コンクリート内部探査・試験
超音波パルスを用いてアンカーボルト定着長さを調査するアンカーボルト長さ試験、目視や簡単な機器を使用してコンクリート表面などの劣化状況を調査するコンクリート劣化調査、超音波を用いてひび割れの深さ測定を行うクラック深さ試験、構造物などの鉄筋が図面通りかの配筋確認や、コア穿孔やアンカー等の施工時に鉄筋切断を防止するために行う鉄筋配筋探査、コンクリート構造物にドリル削孔を行い、削孔粉をフェノールフタレイン溶液をしみこませたろ紙にて中性化を調査するコンクリート中性化深さ試験、正確なかぶり厚さ・鉄筋径を調査するコンクリートはつり調査、コンクリート構造物の温度上昇にともなう膨張、温度降下にともなう収縮といった体積変化によるクラック防止のために行うコンクリート内部温度試験など多数の調査を行っております。
コンクリート強度試験
コンクリート強度調査でもっとも採用されているコンクリートコア採取試験、簡易的に圧縮強度を測定する簡易圧縮強度試験(リバウンドハンマー)、構造物表面を軽くハンマーで打撃した時の衝撃弾性波(音)をセンサーで受信してコンクリートの強度を調査する衝撃弾性波試験、構造物コンクリートの内部を損傷することなく供試体の採取ができ、構造体コンクリートの圧縮強度試験、耐久性試験が出来るボス試験など多数の調査を行っております。
鉄筋応力計測
構造物施工前の鉄筋に応力ゲージを焼き付け、コンクリート硬化時の温度や構造物コンクリート内部の収縮応力、構造物コンクリート内部の鉄筋にかかる外的応力を測定し、応力頻度分布を求め、疲労寿命解析などの安全性診断に必要な測定・解析調査を行っております。