土木計測コンサルタント

載荷試験

 重量の大きい構造物を建設する時、地盤が緩くては倒壊の恐れがあります。載荷試験とは、載荷板や試験杭、または実際に施工された基礎構造物などに、載荷重を加えて荷重と変位量との関係を求め、地盤の強さ、杭の支持力、基礎構造物の安定性などを調べる試験です。

引張試験

 せっかく杭(アンカー鉄筋等)を打ってもその杭が抜けてしまうようでは効果がありません。引張試験とは、試験片に引張荷重を加え,応力とひずみとの関係を測定して弾性率,弾性限度,比例限度,降伏点,引張強さなどを求める材料試験で、専用の引張試験機や多目的の万能試験機を用いて行います。

橋等構造物の応力頻度計測

 橋などの構造物にも、年月が経過すれば変状・劣化が始まるので調査が必要です。応力頻度計測とは、実際に使用中の構造物の応力を測定し、応力頻度分布を求め、疲労寿命解析などの安全性診断に必要な測定・解析をするものです。 この計測は、通行・作業に支障を与えず長期間の測定もできます。

山留壁計測

 掘削山留工事を行なう時に、地盤から山留めに受ける力が実際の設計値より大きかったために、山留めが崩壊するということは”絶対に”避けなければなりません。山留壁計測とは、工事の進行状況に合わせて山留めの状態を知り、設計値から設定する管理基準値と対比し、山留め壁の安全性を管理するための計測です。

傾斜動態監視(地すべり)計測

 山崩れも崖崩れも地すべりも全て土砂崩れです。いったん崩れるとその崩壊土砂は膨大な量となり、地面に亀裂・陥没・隆起・地鳴りなどが発生します。地すべりを起こす要因は、地下水位の上昇や地質・地層構造など複雑です。弊社では、地すべり計、傾斜計、間隙水圧計等をデータ通信システムにより、リアルタイムで確認することが可能です。

作業振動騒音計測

 近隣住民の公害苦情の中で多いものが、工場等施設の作業音や振動、建設工事のさく岩機の音や振動などの問題であることをみても、私たちの生活環境に大きな影響をおよぼすといえます。建設工事として行われる作業で著しい騒音や振動を発生する作業が特定建設作業として騒音・振動を測定することが義務づけられています。弊社では、騒音対策に必要な騒音レベルの周波数分析についても承っております。

低域(低周波)振動計測

 人間の耳に聞こえない周波数(20Hz以下の音)を低周波空気振動と呼び、生理的な影響(耳鳴り、頭痛、動悸等)を引き起こす発生原因の多くが、工場機械、高速道路高架橋、新幹線トンネルと言われています。弊社では、低域(低周波)振動計測を実施し、地域の安全対策を承っております。

  

アクセスマップ

  • 山陽ICより約7km 
  • 東平島より約700m
  • 竹原より約1km
  • 最寄の駅は上道駅
  • 3階建ての白い建物

 

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